大喜びでウ○コを拾わせてあげた話
トムソーヤのペンキ塗りの話
昔、トムソーヤの冒険というアメリカの物語を読んだときの話です。
その話の中で、主人公のトムが母親代わりのおばさんにお手伝いを頼まれました。 そのお手伝いというのは塀のペンキ塗りでした。
トムはペンキ塗りが面倒てしたが、しょうがなく塀にペンキを塗り始めました。
そうして気が乗らないまま塀にペンキを塗っていると、友達のハックが通りかかってトムに言いました。
面白そうだな。オレにもやらせてくれよ
トムがイヤイヤやっていたペンキ塗りを、ハックが楽しそうにやり始めました。 トムはやりたくないペンキ塗りを自分でやらずに済むのでうれしく思いました。
するとまた別の友達が通りかかって言いました。
面白そうだな。おれにもやらせてくれよ
そうして、次はその友達が喜んでペンキ塗りを始めました。
トムは何もせずにただ見ているだけで、おばさんに頼まれていたペンキ塗りを終えることができました。
ある人にはイヤなことでも、他の人にとっては面白そうに見えて楽しくやれてしまうという話てした。
この話がなぜか妙に気になって、僕の記憶の中にずっと残っていました。 そしてある日、その実験をする機会が訪れました。
トムソーヤになれるか実験
トムソーヤのペンキ塗りの話を読んでからだいぶ月日が経ってからのことです。
ある日、僕は自宅の庭で愛犬のウ○コ拾いをしていました。
そこにたまたま女の子のチビッコ(4〜5歳くらい)が2人遊びにきました。 そしてひとりのチビが僕に聞きました。
チビッコA: 何してるの?
僕: 犬のウ○コ拾いだよ。
そのとき、僕はふとトムソーヤのペンキ塗りの話を思い出し、トムみたいになれるかな?と無性に実験してみたくなりました。
思い立ったが即、実験開始です…!
(ちなみにこのとき僕は、愛犬のウ○コ拾いはイヤってわけでも好きってわけでもありませんでした。)
僕: (すごく楽しそうな素振りで)
ああ、ウ○コ拾い楽しい〜♪
犬のウ○コ拾い楽しいなぁ♪
(チビッコ2人は興味津々…)
チビッコA: ウ○コ拾い楽しいの??
僕; うん! ウ○コ拾いめっちゃ楽しいよ♪
あぁ、楽しいなぁ、犬のウ○コ拾い楽しっ〜♪
(チビッコ2人は自分もやりたくなる)
チビッコAB: やりたいやりたい! 犬のウ○コ拾いやりたい! やらせてやらせてー
僕: (チビッコにウ○コ拾い用のトングを渡す)
(チビッコAが犬のウ○コを嬉しそうに拾いながら言う)
チビッコA: ウ○コ拾い楽しいぃ🎵
(チビッコBもやりたそう。Aと交替)
チビッコB: ウ○コ拾い楽しいね❗
(チビッコBも夢中で拾う)
・・・あの話がずっと心に引っかかっていた僕は、とうとうトムソーヤになれたのでした😆
言って聞かせ、やって見せ、
させてみせねば人は動かじ
と言います。
子供にキビしい目な世のお父さんお母さん、子供は楽しそうならやりたくなるものです。
ときには、
楽しそうに言って聞かせ、楽しそうにやって見せ、楽しそうにやらせてみましょう🙂
自分も楽しいですよ♪😉