ギャンブルの手法を応用 気分の損切り・お金の損切り
損切りとは
簡単に言うと、少し損して終わりにする。
もう少し言うと、許容範囲内の損失で諦めてまた次の勝負をするというギャンブルの手法です。
例えば「1万円持ってパチンコに行くけど、5千円負けたら終わりにする(損切りする)」とかいうことですね。
ギャンブルでは当たり前に使われる用語ですが、日常的にはあまり使われないですね。 日常的にこの損切り感覚を使えば、いろんなことがもっと順調にいくと思います。
日常での損切り感覚
物事をうまく進める人、人ともめにくい人は特に損切りとか意識しなくてもこういう感覚が備わっている人だと思います。
例えば、ちょっとした失敗やトラブルは「あるある」と割り切ってしまう感覚なんてまるっきりこの損切りです。
他にも、ネガティブなことを言われたたりしてもうまく流したり短時間で消化してしまうような感覚、これも損切りですね。
小さな損失で済ませてもっと大きな次の利益の方を追求するって大事ですよね。 小さなことでいつまでも悩んだり引きずっていてもあまり良い展開にはならないことが多いでしょう。
具体的な損切りの応用
では日常にありがちな具体的な例を挙げてみたいと思います。
- 学校や会社で面白くないことがあったけど、気持ちを切り替えて自分らしく過ごす。→ 面白くないことと言っても時間で言うと5分とか10分、下手したら5秒とかの場合も多いですよね。気にしだしたらいつまでもムカムカするだけです。ポジティブに過ごす方が楽しいですよね♪
- お腹いっぱいなので、ちょっと残ったおかずをもったいないけど捨てる。→ 食べ物捨てるのはもったいないですが、お腹の健康肥満防止になる。捨てるからには次は残さない工夫もしていきましょう。
- 雨が土砂降りで濡れることが確実なので、タクシー乗って帰った。→ ふだん交通費にお金をかけてないとタクシーなんてもったいなくて使えませんよね。でもそこで割り切って1000円に2000円使えば、体調を崩すこともなく早く快適に移動できます!
僕もタクシーはほとんど使わないし使いたくない方ですが、旅行の時などは特に重宝しますよ。地理がわからないのに急いでいたり、疲れていたり、雨が降ったりした時に使うタクシーはかなりコスパがいいと思います。
この感覚は大事だと思いますね。
損切りラインの設定
こういった損切り的な行動を自然にかつ自分が納得いくようにできれば一番いいんですが、なかなかそうもいきませんよね。
得意なことについてはできても苦手なことは損切りできてない場合が多いでしょう。
そこでギャンブルの手法にならって損切りラインの設定というのがすごく有効になってくると思います。
損失が出ないのが一番いいわけです。その次が少ない損失です。そして一番避けたいのが大きな損失です。
上で挙げた例は、小さな損失で済ませた場合ですね。これが損失が出ないようにするにはどうすれば良かったのか。悪い場合はどうなってしまうのかを想定したり考えてみるだけでも大まかな損切りラインは自然に浮かんでくると思います。
デキる人の損失思考
いい例がこのヤフーニュース記事です。
https://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20191203-00021335-argent-column