パワハラの仕組みと対策
パワハラの仕組み THE自然の原理
パラパワハラはたいていすぐには起こらない。 僕らには自制心や法律、人目という抑止力が働いているからだ。
パワハラは 流れ、積み重ねがあって起こったりエスカレートしていくことがほとんどだろう。
その原因はパワハラをする側にもされる側にもある。
する側の原因は、程度の差はあれ基本的に支配欲が強いことが主因だろう。 自分が思うように人を動かしたいわけだ。 うまく動かすことができればパワハラまでいたらないし、うまく動かせなければパワハラにうったえて動かそうとするわけだ。
される側の原因は、立場が弱い・体力が弱い・気が弱い のうちのひとつは必ず当てはまっているということ。 弱肉強食の自然界と同じことだ。
みんな自然自然と都合のよい部分だけ言うことが多いが、根本的に弱いものが強いものに食われるのが自然だ。 僕たちも自然の一部であって、その仕組みの中で生きている。 それが頭にないと大した工夫も解決もできない。
動物同士でも人間同士でも、国同士だって同じ話だ。 弱肉強食の原理、パワーバランスの原理がはたらいている。
僕の場合は、基本的に出しゃばらないで一歩ゆずる。一歩はゆずる。 様子を見て2歩ゆずることもあるだろう。
一歩はゆずる、1〜2歩だけゆずるというイメージなり感覚がちょうどいいかと思っている。 逆に言えば、一歩はゆずるけど2歩はヘタにゆずらない、3歩はほぼゆずらない。
される側のパワハラ対策
パワハラされる側の人は、このゆずる(ゆずらない)感覚を強化することが大切になってくると思う。
パワハラをする側については、今回この記事では触れない。 ただ、根深いことだとだけ言っておこう。
パワハラされる側の人は、他の人に2歩も3歩もゆずってないだろうか? ゆずる気持ちが正しいと思いすぎてないだろうか。
また、相手が譲ってくれているときに出なかったり、相手が出るタイミングで自分もヘタに出てしまうドンクサさがあったりしないだろうか?
気づきと工夫は自分次第。 自然を味方につけたいなら自然の原理を解っておかないといつでもいつまでも生きた弱肉になる。
ただし、状況や相手によっては環境を変えるしか解決策がない場合もあるので、そういう場合は環境を変えることだろう。 早い話が追い詰められたら逃げればいい。
自然界を生き抜く動物を見習って喰われないようにしよう!